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Radi-um von Roentogenwerke AG レントゲンヴェルケ

【グループ展 700nm】 日本絵画の修復の研究をいったん終... (FB)

Radi-um von Roentogenwerke AG レントゲンヴェルケ「【グループ展 700nm】 日本絵画の修復の研究をいったん終... (FB)」

【グループ展 700nm】 日本絵画の修復の研究をいったん終えて、今年から少しずつ作品を発表している森本愛子。そのような彼女らしく、今回は技法と材料の面から捉えた「赤」そしてそれに合わせる色としての金色をテーマに制作したとのことです。 「東洋と西洋の絵画において、金色の下地には赤色顔料が使用されてきました。 黄金背景テンペラの金箔下地には弁柄が塗られ、仏画では金泥の下地に丹の具(丹と胡粉)を彩色。掛軸の表装裂にも用いられる金襴は、赤色顔料を塗った上に砂子を蒔いた紙を細長く裁断して絹に織り込んでいます。  下地に赤を使う事により、銀の含有率が多い金箔でも、純度の高い金箔のように赤味が強く見えて美しく発色するのです。  朱塗りの漆も、金粉の色を美しく引き立てる。  一方で、金色の下には外からは見えない赤が存在すると考えることもできます。下に塗る朱や丹の色によって金泥の発色も変化するのです。  今回は、主に辰砂で彩色を行い、その上に截金と金泥で文様を描きました。」 また、赤と聞いたとき、ジャワ更紗、赤絵など赤を主に使う作例を頭に描いたそうです。 「文様の中には、ジャワ更紗や陶磁器の赤絵など、赤を主に使う例が多く見られます。  ジャワ更紗の中には、植物文様が画面全体に散らばり、鳥や動物を取り囲む構成の図柄があます。  自分の居る世界を表象する上で、遠近と物の大きさを無視する表現。このような表現は絵画でも見られますが、染織文様においてはより造形面に重点が置かれているように感じ、今回、そうした画面構成に加えて、建物や着物といった古画に見られる赤いモチーフ等を組み合わせてみました」。 7人の作家による「赤」の競演。色から生まれる発想はまったくことなるものでした。今回は特に、作家それぞれの個性が色濃くでた展覧会になったと思います。 この空間は本日6月29日までですが、あいにく実際にギャラリーに来られなかった方、ぜひアルバムなどでご鑑賞ください。グループ展「700nm」森本愛子 Aiko MORIMOTO
光の朝/The morniing of light
2014/color on silk,natural pigments,natural dyes,animal glue,gold paint,gold leaf/34.5x34.5cm(image) — 場所: Roentgenwerke AG

記事UP日:2014/06/29